こんにちは。店長の辻本です。いつもご来店ありがとうございます。
今日は、ダンボールについて、あれこれ勉強してみました。今の時代、ググれば親切な人が沢山いて、本当に便利な世の中になりましたね。たくさん勉強させていただきました。段ボール箱って、単純に保護材として使って、使い終わると資源ごみとしてリサイクルに回す。という程度の認識しかなかったですが、色々な工夫や技術が盛り込まれている製品なんですね。そう言えば、避難所で使われる簡易ベッドや仕切りなどを作っているダンボールメーカーさんもありました。日本の技術力は素晴らしいですね。
ダンボールあれこれ その1 「フルート」ってなに?
ダンボールの構造は、波形に加工された中芯をライナーと呼ばれる板紙で、サンドイッチにしたものですが、この板の厚みを「フルート」と呼ぶようです。これ、微妙で、サイトによっては波型の中芯の部分をフルートと説明しているものと、ライナーも含めた全体の厚みをフルートと説明しているものもありますが、当サイトではライナーも含めた厚みをフルートと呼んでいます。
この厚みを示すフルートの名称が、A・C・Bなどの種類があり、「Aフルート」「Cフルート」「Bフルート」と表現されます。略して「AF」「CF」「BF」とも表現されるようです。一般的な段ボール箱は、このA・C・Bの3種類のフルートらしいのですが、ここで不思議なのが、Aは5mm、Cは4mm、Bは3mmということで、ん?となりました。Aからのアルファベット順でもなく、何かの頭文字?どんな順番になっているの?と興味が湧くばかり・・・。
また、単純に厚みだけでなく、中芯の波の数もJIS規格で決まっているとのこと。30cm内に波が何段あるかが決まっているとのことで、A段やC段とも呼ぶようです。
今日は、取り敢えず、フルートの種類だけメモしておきます。
名称 | 厚さ | 30cm内の段数 |
Aフルート | 5mm | 34個 (誤差 ±2個) |
Cフルート | 4mm | 40個 (誤差 ±2個) |
Bフルート | 3mm | 50個 (誤差 ±2個) |
Eフルート | 1.5mm | 95個 (誤差 ±2個) |
Wフルート | 8mm | AとBを合体した2層構造 |
いまのところ、当店での取り扱い段ボール、A・C・Bとなります。